学校の授業だけでは不十分

なぜ日本人は英語が苦手なのでしょうか。


学校の外国語の授業だけでは英語の習得は難しいと言われています。そもそも、親世代の私達は中高と英語をやっていたはずですが、確かにそれだけで英語を使いこなせる人は殆どいないのではないでしょうか。2020年、世界最大の英語能力指数ランキングEF EPI*では、日本の英語力は世界100ヵ国中55位でした。 アジア24ヵ国中9位で、英語能力レベルは5段階で4番目の「低い」という結果です。(*EF英語能力指数は、EF試験を受験した成人の英語力の平均の国ごとのランキングを示そうとする試みである。指数は代表抽出調査ではなく、自主的に受験した者の調査結果に基づいている。)

 

「圧倒的な学習時間の不足」


原因の1つとして、圧倒的に学習時間が少ないといわれています。一般的に語学習得に必要な学習時間は2500時間といわれており、小学校3年生から高校3年までの学校での学習時間は1200時間にもなりません。また第2外国語の語学習得には臨界期というものがあり、赤ちゃんから7歳までの子供は語学の天才と言われる一方で、思春期を過ぎるとその能力は一気に落ちていきます。できるだけ小さいうちから英語に触れておくことが英語習得の近道です。
パトリシア・クール 「赤ちゃんは語学の天才」というTEDのYoutubeでは、語学の習得には小さい頃から生身の人間の音声が必要であることが語られています。

「これまでの英語教育」


日本では「受験英語」としての英語学習が普及し、英語は世界中で数十億人が使用している言語であるという感覚が失われてしまっているようです。レインボーイングリッシュスクール久留米は、近隣の予備校の英語講師陣が、高度な読み書きができる学生たちの多くが、聞く、話す、ができないことに問題意識を持ったことから始まっています。

筆者が中学生の頃、習い始めていきなり細かい文法のルール、(三単現のSが英語を習い始めてすぐに出てきたことを思い出します。)を教わりました。大学生になり英語を話す機会が出てきた際に、話そうとすると頭の中で、「with だっけ?byだっけ?」「三単現のSをつけなきゃ!」など細かいことを考えてしまい、口から英語が出てこなかったことを鮮明に覚えています。また暗号解読のような日本語訳をし、どうしても頭の中では一度英語を日本語に置き換えるので、口からは英語は出てきません。親世代が受けてきたこれまでの英語教育と同じことを子供にしてはいけません。親がご家庭で英語を子供に教えようとするとどうしても文法を教えたくなってしまいますが、子供はすぐに欠伸が出てしまいます。子供はゲームやおもちゃを取説を読むより先に使ってみようとするのと一緒です。子供の英語学習では、最初は聞くこと、そして音声とともに音読をすること、が大切です。沢山の音読から文法のルールをなんとなく理解していきます。しかし沢山の英文を音読することは時間がかかります。学校や家庭では到底時間がかけられません。レインボーイングリッシュスクール久留米では、中学年よりOxford reading treeという多読で有名なテキストを使い音読の練習を何度も行い、子供達は感覚で語順や文法を自らの気づきと共に学んでいきます。

中学生で英文法を習うまでの基礎固めとなり、文法が感覚的に身に付いた状態から文法が学べます。私達が日本語を学習してきたステップと同じです。

 

 

「小学校の担任の先生は英語の専門ではないことが殆ど」


もう一つの問題としては、小学校の先生の多くは英語の先生ではない事に加え、そもそも流暢に話せる先生自体が多くはありません。また小学校の先生はあまりに多忙で日々英会話の練習をするなど自身の英語スキルを伸ばす時間を確保できるのが難しいのが現状です。

さらに、中学進学後からは、受験英語中心の勉強になってしまうので、英語を話す機会はなかなか確保できません。当スクールにも、低学年の頃は聞いた通りに発音していたのに、思春期頃からわざと日本語英語で話しだしてしまう子もいます。

 

レインボーイングリッシュスクール久留米では学童保育付の英会話スクールのため放課後から7時まで英語に触れながら過ごすことができます。小学校1年生から放課後英語の環境で過ごすため、日常的な会話やコミュニケーションの仕方は日々少しずつ理解できるようになっていきます。レインボーイングリッシュスクール久留米では少人数制の英会話レッスンを行うため、講師は1人ずつの課題に向き合います。習得したかどうかを確認しながら次のステップへとすすみます。語学を習得するうえで大切なことは難しすぎることをするより、ほんの少しだけ付加をかけていくことが大切です。日々のレッスンも皆が自信をもって取り組めるものを積み重ねていく方式です。小さい頃からの基礎固めが最も重要で、その中でも英語音声を聞くことです。アメリカ人のネイティブスピーカーから聞く英語もあれば、イギリス人など他の英語圏の国の音声を聞くなど、沢山の良質な英語を聞きます。

赤ちゃんが段々と言葉が話せるようになっていく過程を思い出してみてください。両親の言葉を最初は聞くことから始まり、少しずつ話せるようになり、文字を読み、最後に書けるようになっていきます。このステップとほぼ同じ要領でレッスンも成長に合わせ、段階的に進めます。低学年は聞くこと、そして話すことを中心としたレッスン、中学年からは読むことを加え、高学年より書くこと、また自分の意見を言うなどのアウトプットの練習に取り組みます。

まとめ


上記のように、子どもの英語習得には、英語に触れる時間を増やすことと、本物の音声とともに成長の段階に合わせた良質な英語学習環境が必須なのはお分かりになったかと思います。

今後、日本市場は人口減少ともに市場も縮小することで、グローバルに活動できる人材が必須となります。お子様が広い世界で将来活躍できるようレインボーイングリッシュスクール久留米は全力でサポートしてまいります。

まずは無料体験レッスンへお越しください

放課後を過ごす場所はお子様にとってもリラックスできる場所でなければなりません。
レインボーイングリッシュスクール久留米は住居を改築した教室のため、キッチンがあったり和室があったりとまるでおうちのようなアットホームな雰囲気です。どうぞお気軽にご見学、体験レッスンにお越しください。


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