大学入試で有利な英検対策も

 

大学入試で有利な英検対策も


大きく変わった大学受験英語の共通テスト。200点中100点、1/2がリスニング。聞くことが出来なければ大学受験のハードルは上がります。ただリスニングの上達には時間がかかり、集中特訓で身につけても、本番では緊張や不安がメンタル面に大きく作用をします。「普段はできたのに…」とはよく生徒さんから聞く言葉です。このハードルをクリアする方法は2つ。

 

聞く力は1日にしてならず


正攻法ですがまずは早くから聞く力を養っておくこと。レインボーイングリッシュ久留米では、生徒さんのお預かり時間を英語で過ごしているため、みな英語での指示が理解できます。ネイティブスピーカーの早い英語を子供のほうが大人より垣根を感じずスムーズに体得します。表情、声の調子、前後の状況や流れ、などすべて手掛かりになって生活の中で英語を身に着けていきます。言い換えればネイティブの子供の様に英語を身に着けていきます。レインボーイングリッシュスクール久留米では、英語を学問として勉強するのではなく楽しく英会話を始めることからだんだんと興味や関心を強めていくようカリキュラムを組み指導していきます。

 

英検で大学受験が有利に


出願時、準1級保持でなら特に医学部、上位大学ほどお勧め、国際学部ではマストです。先の話に聞こえますが、小学生のうちから英検などの外部試験資格を徐々に取っていけば先々ずいぶん有利になります。推薦入試ではもちろん、大学入試で英検、その他外部試験の資格が使えるということは単に合格しやすくなるだけでなく、苦手科目に対策する時間を作り出せるようにもなります。1回のみのチャレンジの英語共通テストにはメンタル要素が邪魔をしがちです。そんな時英検など外部試験の資格を持っていれば安心して受けることが出来ます。英検は年3回実施され、大学受験では2年以内の英検資格が有効とされます。最終的に受験に使えるのは8月までに合格証書が手に入る英検1回目実施分までとなります。まずは志望大学における英検やその他の外部試験の優遇措置を詳しく説明します。    

大学の英検®優遇制度とは


英検®️の級やCSEスコアを所有していることで、大学入試を有利に受験できる制度です。大学入試では主に、以下の3つの優遇制度があります。

①出願資格(出願できる条件となる)

多くの大学の募集要項では「出願資格」として、英検®️の級やCSEスコアを定めています。級やスコアを取得していないと「出願」というスタートラインにさえ立てない恐れもあります。英検®️の級やスコアを取得しておくことで、出願大学の選択肢が広がります。

②得点換算(取得した換算する得点は大学によって異なります。)

英検の資格をもとに入試で点数が加えられます。国立、私立ともに英検2級、英検準1級などの資格を持つ場合、英語の得点に加点される大学があります。
または受験した英語得点と比較して高得点のほうを取るなどさまざまな得点換算があります。(入試要項で確認)

③参考(当落線上に複数の受験生がいた場合の判断材料になる)

 

大学入試で英検®︎を使う更なるメリット

大学入試で英検®️優遇制度を利用する場合、受験生にとってはさらに以下のメリットがあります。

①英検®️は年に複数回受験できるので余裕ができる。

一発勝負の大学入試とは異なり、従来型の英検®️は年に3回実施されます。目標の級に合格するまで何度かチャンスがあるので、早めの対策で余裕をもって受験することができます。

②他の苦手教科の勉強に時間をかけられる

英検の資格によって英語の試験の点数が保証され余裕ができた分、受験前は英語以外の、特に苦手科目の勉強に専念できます。

③英検準1級の長文、英作文は国立大学などで出される英語の2次試験の対策にもなる。

英検準1級は語彙も豊富で英検学習により自信を持って2次試験の英語(特に英作文)に臨める。

④英検優遇の具体例(九州管内)

鹿児島大学全学部 共通テスト得点率に応じて点数換算 

九州大学共創学部(一般) CSEスコアで換算

佐賀大学全学部 共通テスト得点率に応じて点数換算他 

長崎大学多文化共生学部(一般入試) 準1級を満点換算

たとえば鹿児島大学入試の「外国語(英語)」は200点満点です。受験生は「外国語(英語)」の試験を受け、リーディング、リスニング試験の得点が80%以上(それぞれ80点以上)なら英検®️準1級保持者は200点、つまり満点換算されます。この満点換算は特に競争の激しい医学部受験者では大きく、D判定が英検®準1級利用でA判定になり見事合格を勝ち取った例もあります。医学部や上位大学での厳しい戦いの場合、こうした英検®利用が大きく合否を左右することは言うまでもありません。

英検®️優遇制度の注意点


・英検®️の級やスコア自体に有効期限はありませんが、入試で利用する場合は「2年以内の取得」など条件がある場合があります。

・大学の出願期限に間に合うように英検®️を受検しましょう。英検®️の合格証書は二次試験受験後、約1週間で発行されます。大学入試の英検®️優遇制度に間に合わせるためには、遅くても大学受験する年度の第1回検定(二次試験が8月)までに英検®️を受験し、合格証書が手元にある状態にしておきましょう。

・学校推薦型選抜(旧推薦入試)、総合型選抜(旧AO入試)、一般選抜など、入試の種類によって英検を利用できる優遇制度が異なります。必ず自分で大学の公式WEBサイトをチェックしてください。

共通テストの長文はほぼ実用英語。英検®の問題に近い。


従来のセンター試験の「英語」は、文法などが問われる受験英語が中心でした。しかし共通テストの「英語」は英語民間4技能試験と近い考え方で作られているので、コミュニケーションを取る相手がいることが前提の実用英語が中心の試験となりました。今後も共通テストの「英語」は実用英語が中心となることが予想されます。

受験勉強をする際、1番有効なツールは過去問です。しかし、共通テストには過去問が充分にありません。過去問不足を解決するために、似たような問題が出る英語民間4技能試験を有効活用できます。

新しい大学入試で求められる能力や英語力は短期間で身につくものではありません。長い時間をかけ、地道に日々鍛錬を重ねていかなければ伸びない力だということも肝に銘じておくべきです。保護者の世代、いや兄姉の世代とも大きく違った教育と入試が今からスタートしようとしています。

海外大学留学にも有利

今や人も経済もグローバルの時代、大学も国内ばかりとは限りません。事実、近年海外大学を目指す生徒さんも増えています。留学フェアなどで配布されている資料の中には英検取得で優遇される公立大学もあります。関心のある方はぜひ英検、留学でサーチしてみてください。

(注意事項)英検の各大学優遇措置等の情報は日々更新されます、必ず各大学の情報をお確かめくださいませ。


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