<音読の大切さ>
レインボーイングリッシュスクールでは、Intemediateクラス、Highクラス, Advanced クラスで音読の宿題を出しています。
保護者の方より、音読の練習に際し、
「すらすら音読できた文章を後から日本語の意味を聞いたら何も分かっていなかったが大丈夫?」
「まだ文法も理解していない状態でセンテンスを読むのは大丈夫なの?」など
というお声ががいくつか寄せられていましたので少しご説明させていただきます。
たかが音読と思われるかもしれません。しかし、江戸時代では寺子屋で素読といって子供達が論語や古典を意味も分からず声に出して読む練習をしていた長い歴史があり、日本が培ってきた国語教育の知恵でもあります。英語の音読も同じく、記憶力の良い子供は英語の文章を1つの塊で覚えることができるので実質的な英語を学んでいることになります。
また、子供はあいまいな理解のものに対しても寛容です。(これらは大人になれば失われていく能力でもあります)「習うより慣れろ」の精神で、まずは文章の意味が分からなくても、とにかく正しい英文を読む練習に取り組んでいければと思っています。
音読することで、脳の「読む」「聞く」「話す」という語学中枢の3分野が最大限に活性化されます。語学学習に必要な脳の機能を刺激することにより、英語を理解しやすい脳が発達するということが脳機能学者や脳の専門家の間で言われています。
「音読」は「精読」ではありませんので、特に日本語訳をすることは必要は無いという考え方になります。また、どのクラスでも文字と音の関係性のルールを学ぶためのフォニックスの練習を行っていますので、フォニックスの練習と音読の練習のハイブリッドでさらなる英語の上達を目指しましょう!
<音読練習の仕方>
英文のオーディオを聞いて、繰り返し文字を見ながら行ってみましょう。
慣れてきたら自分で文字を読みながら読んでみましょう。覚えてしまうくらい読んでみてくださいね。英語が話せる!という自信に直結します。
<お子様が英語の音読にさらに興味をもったら>
絵本の音読にチャレンジしてみてくださいね。小学生の国語の教科書にのっているお話なので、なじみやすいストーリーです。
おススメの絵本:
①スイミー(Swimmy)
②おおきなカブ(The Giant Turnip)
③ずーっとずっとだいすきだよ(I’ll Always Love You)